Sous Un Arbre | 1977 | [仏語圏] 1957年生まれのピアニストPierre Lescautが76年に結成したバンドの唯一作。バイオリンとフルート入りでクラシックとジャズ・ロックの中間を行く。ある意味、スペインのgoticと同傾向の美しい音楽。SHM-CD化されたが、盤落としでノイズ除去・音割れ回避の関係から、音圧が低く、かつ、音質はかなり薄っぺらいものになっているのが残念。やはり、vinyl recordで聞くべき。Pierre Lescaut (pf,synth,e-pf,clavinet)、Stephane Morency (g)、Pierre Bournaki (vln)、Jean-Philippe Gelinas (sax,fl)、Anne-Marie Courtemanche (vo)、Michel De Lisle (b)、Andre Leclerc (ds) |
Beau Dommage | 1974 | [仏語圏] 1st |
Partir Pour Ailleurs | 1979 | [仏語圏] Bregentは、Bregent兄弟によって70年代初頭に結成、フランスの詩人の詩に曲を付けたアルバムを73年に発表。その後、77年に新たなグループを再結成し、ケベック大学でライブパフォーマンス。その後、本作の制作に取りかかる。フランス語の朗読に、荘厳かつジャズがかった演奏が絡んでいく。傑作。Jacques Bregent (vo)、Michel-Georges Bregent (Key)、Jacques Laurin (b)、Claude Chapleau (b,vln)、Jean-Guy Montpetit (g)、Michel Donato (b)、Sylvain Coutu (ds)、Vincent Dionne (vibraphone,xylophone)他 |
Tous Dans L'meme Bateau | 1976 | [仏語圏] フランス語の男女ボーカルが清々しいプログレ・フォーク。ラストの曲が大変盛り上がる好盤。 | |
Au nord de notre vie | 1977 | 2nd。洒落たジャズ・ロック的な展開などもあって、素晴らしいアルバム。Marcel Aymar (vo,a-g)、David C.Burt (e-g)、Michel Dasti (ds)、John Doerr (b)、Michel Kendel (key)、Wasyl Kohut (vln)、Rachel Paiement (vo,a-g)、Andre Paiement (vo,a-g,b)他 |
Concert | 1980 | [仏語圏]Opus 5のLuc Gauthier(g)とChriarin Racine(b)により結成されたバンド。ハードさもあるポップ/ロックとなっていて、フランス語ボーカルの語感からケベックのプログレ的でもある。唯一作のよう。 |
Contraction | 1972 | [仏語圏]ピアノなどによるジャズタッチの演奏に、フランス語の女性ボーカルが夢見心地にしてくれる素敵な傑作アルバム。Christiane Robichaud (vo)、Yves Laferriere (b)、Robert Lachapelle (a/e-pf)、Robert Stanley (g)、Christian St.Roch / Marcel P. Huot / Denis Farmer (ds)、Rawn Bankely / Michel Robidoux (a-g)、Carlyle Miller (fl)他。 Franck Dervieux (org)がゲスト的に1曲参加。 | |
La Bourse ou la Vie | 1974 | 前作よりもエレクトロニクス/ロック色が強くなった2作目。全然違うのだが、聴いていると、カンタベリー系(ハットフィールドやマシーンあたり)のような雰囲気も感じられる。Christiane Robichaud (vo)、Yves Laferriere (b)、Robert Lachapelle (key)、Robert Stanley (g)、Richard Perrotte (ds)、Jimmy Tanaka (perc)、Marcel Beauchamp (g)、Denis Fermer (ds)、Jean-Jacques Robichaud (vo)、Carlyle Miller (fl)他 |
A L'affut D'un Complot | 1977 | [仏語圏]トラッドと室内楽が混ざったようなある種の気迫迫る1作目。Jean-Pierre Bouchard (a-g,recorder)、Bernard Cormier (vln)、Andre Duchesne (classical-g,vo)、Rene Lussier (e-g,12-g,mandolin)、Alain-Arthur Painchaud (narrator)、Charles Kaczynski (vln,viola,cello)、Michel Therrien (sax,oboe) | |
Le Bureau Central Des Utopies | 1980 | Bernard Cormier (vln,perc)、Andre Duchesne (a-g,dulcimer,vo)、Jacques Laurin (b)、Dene Lussier (e-g,12-g,mandolin,perc) |
Dimension M | 1971 | [仏語圏]Franck Dervieux (pf,org)の本作はケベックのプログレの流れを芽生えさせた重要作。本作をサポートしたバンドがContraction。 |
Dillinger | 1974 | ケベック出身のHarrison兄弟がトロントで結成したバンドの一作目。 | |
Don't Lie To The Band | 1975 | 2作目。 |
...Et Le Troisieme Jour | 1976 | [仏語圏] Dionne-Bregent名義の1作目。Vincent Dionne (vibraphone,xylophone,perc)、Michel-Georges Bregent (key)。反復する様々なパーカッションと穏やかなシンセサイザー、女性スキャットに誘われて、幽玄な世界に。 | |
Deux | 1977 | Dionne-Bregent名義の2作目。1作目よりも、ドラマティックかつ心地よい音楽に発展。 Vincent Dionne (vibraphone,xylophone,perc)、Michel-Georges Bregent (key) |
L'ile Ou Vivent Les Loups | 1977 | [仏語圏]1976年に、Michel McLeanによって結成されたバンドの1枚目。Pierre Moreau (pf,harpsichord)、Michel McLean (g,vo)、Francoise Turcotte (vln)、Russel Gasnon (cello)、Paul Picard (perc)他 | |
Etoifilan | 1979 | 児童向けの本"Etoifilan"のための音楽。Pierre Moreau (pf,mini-moog,ARP synth)、Michel McLean (g,vo)、Francoise Turcotte (vln)、Russel Gagnon (cello)、Andre Parenteau (b)、Mathieu Leger (ds)他 |
Au-dela des ombres | 2002 | [仏語圏]ケベック出身のRobin Gaudreault (b,key,vo)のプロジェクト。非常にメロディアスでシンフォニック度の高いアルバム。ネオ・プログにおける北米シンフォの傑作の一つといってよいと思う。 |
et cetra | 1976 | [仏語圏] 不協和音のようなコードを各楽器が奏でてアンサンブルを作り上げてしまっているところなどGentle Giantの影響がみられるが、女性ボーカルを含むフランス語の柔らかさなどが違う雰囲気をもたらす力作。Marie Bernard Page (key,vo)、Denis L. Chartrand (key,fl,sax,vo)、Pierre Dragon (ds)、Robert Marchand (g,vo)、Alain-Yves Pigeon (b,cello,vo) |
Black Noise | 1977 | トロント出身のCameron Hawkins (Synth,b-g,pf,l-vo)、Martin Deller (ds,perc,synth)、Nash The Slash (e-vln,mandolin)の三人組の1枚目。変則的な編成だが、ドラムスは手数多く、シンセサイザーとエレクリック・バイオリンが華やかに活躍、コーラスもきれいで、ポップかつハードな、そして、とてもシンフォニックなアルバム。 | |
Head Room : direct to disc | 1977 | 直接、マスターとなるレコードに刻み込む録音で制作されたアルバム。一発録音で、やり直しがきかない、オーバーダブできないとは言っても、何回もレコードに刻み込む録音をしており、その中で最もメンバー等が納得のいったものをA面、B面として採用してプレスしたとのこと。本アルバムはA面、B面それぞれ一曲ずつ収録されており、それぞれがいくつかの静動のパートから構成。メンバーが変則的で、たった3人、それもダビング無しというのにもかかわらず、躍動感あふれる音楽が展開される。 | |
Surveillance | 1979 | 3rd。Black noiseのポップで躍動感あふれる音楽の延長線上にあるアルバムで、聴きやすく、かつ、e-vlnを含めてとてもスリリングで格好良い演奏を楽しめる。 | |
City Of Fear | 1980 | 4作目。 |
Harmonium | 1974 | [仏語圏]1st。アコースティックギターの演奏、フランス語の歌、そしてベース。時たま、ピアノや管楽器、ドラムも入るが。これだけで、素晴らしいメロディを、あでやかに演奏してしまう素晴らしいアルバム。Serge Fiori (g,fl,vo)、Michel Normandeau (g,vo)、Louis Valois (b)。 | |
Les Cinq Saisons | 1975 | 2nd。Serge Fiori (g,fl,vo)、Michel Normandeau (g,vo)、Louis Valois (b)、Pierre Daigneault (fl,sax)、Serge Locat (key) | |
L'heptade | 1976 | 3rd | |
Harmonium En Tournee | 1980 | Live |
Lumiere De La Nuit | 1978 | [仏語圏]Conventumのバイオリニストのソロ。ke、b、percも一人でこなしている。 |
Klaatu | 1976 | ビートルズの発掘アルバムではないかと噂になったカナダの3人組によるファースト。冒頭のCalling Occupants・・・が美しくかつポップな名曲(カーペンターズがカバー)。マジカル・ミステリー・ツアーの頃の様な曲も数曲入っていて、ビートルズの変名かと言われたのも頷ける。同時に、キーボードが鳴り響くドラマチックな長尺曲もありと、プログレ・ポップのおもちゃ箱といったところ。楽しいアルバム。 | |
Hope | 1977 | 2nd。メロディ・メイカー振りは健在な上に、コーラスやオーケストラも導入されていて、ビートルズとクィーンとバークレイ・ジェームズが一堂に会したような印象。 | |
Sir Army Suit | 1978 | 3rd。Terry Draper (vo,dsr,g)、Dee Long (vo,g,key)、John Woloschuk (vo,b,g,key) | |
Endangered Species | 1980 | 4th。ポップなセンスは健在。 |